ごはんの保存方法 冷凍保存が最適

 今回は、炊き上げたごはんの保存方法について個人的に一番良いと思う方法について記載します。

 最近の炊飯器は温度コントロールや湿度コントロールの性能が上がっていますので、炊飯器の保温を利用した場合でも、炊き上がってから3時間ぐらいなら、保温したごはんもおいしく召し上がっていただけるかと思います。

 しかしながら、たまに朝に炊いてから一日中保温している方や、中には3日くらい炊飯器でごはんを保温しっぱなしでごはんが食べられなくなったというお話を聞くことがあります。

 昔ながらのおひつや冷蔵庫などいろいろな方法がありますが、私がお客様にオススメするのは、冷凍庫に保存する方法です。まず100円ショップでごはんの保存容器を購入します。いろいろ試してみましたが、エンボス加工してあるものが使いやすいです。ラップを使う方法もよく紹介されていますが、個人的にはラップを使うより専用の保存容器を使ったほうが冷凍庫内のニオイがごはんに移りにくいような気がします。値段も安いですしね。

 ごはんが炊き上がったら、アツアツのまま保存容器に入れて冷凍庫で急速冷凍します。

 常温で冷ましてから入れるより急速冷凍した方がおいしいような気がします。急速冷凍したほうが、ごはんの保水膜中の水分が残るからでしょうか?また調べておきます。

 そして、解凍時は容器ごと電子レンジで温めます。

これならいつでも炊きたてのごはんに近いおいしさの状態で召し上がることができます。

とは言っても、やはり香りよく一番おいしいのは、炊き立てのごはん。

皆様、面倒でもできるだけこまめにごはんを炊いてごはん本来の味を楽しんでくださいね。

 

参考文献 日経プラスワン2012年9月1日付 

       「ご飯、おいしく保存するには 7つの方法を検証 冷凍でも3日が限界」

       (ごはんの保存方法を検証したおもしろい記事です。冷凍でも3日ぐらいかもしれませんね。)